保津川下りと嵯峨野トロッコ列車

幻想がこころをつつみ込む町。

01

亀岡市

かめおかし

亀岡市

るやかな山に囲まれた亀岡盆地には、春の訪れとともに菜の花や桜が咲きはじめます。夏は、青々とした田んぼに入道雲、「保津川花火大会」が開催されます。
秋になるとあたり一面が金色に輝き、城下町に山鉾が立ち並ぶ「亀岡祭」や、約3トンのお神輿を担ぐ地域の祭りが行われ、冬がはじまる頃には、幻想的な霧が盆地一帯を覆います。

亀岡の人々は、400年以上も前から京の都に木材や穀物、薪炭を供給していました。
角倉了以によって開拓された嵐山まで続くこの水路は、「保津川下り」として世界各国から人気を集めています。近年は「京野菜」の一大生産地として発展し、聖護院かぶや賀茂なす、えびいもなど、四季を通して旬の食材を楽しむことができます。

ほどよく自然があり、ほどよく便利な亀岡には、木や石、竹など自然の素材をつかってものづくりに励む職人や、日々作品をつくる陶芸家や作家がたくさん暮らしています。
また、最近はこの地に移住して、カフェやパン屋、ゲストハウスなどをオープンする人、農業をはじめる若者が増え、亀岡に新たな風が吹きはじめています。

MORI no KYOTO

Kameoka City Photo Gallery

  • 七谷川沿いにおおよそ1kmにわたって咲き誇る桜並木。「和らぎの道」として地元の方にも親しまれています。

  • 毎年10月23,24,25日に開催される「亀岡祭」。旧城下町エリアにはお囃子の音色が響きわたります。

  • 竹垣の専門店「長岡銘竹」の職人から竹を学び、技を教わる竹籠・竹箸づくり体験は、とても楽しいひと時です。

  • 晩秋から春にかけて、亀岡盆地一帯を包み込む幻想的な「雲海」。この寒暖差が、おいしい京野菜を育みます。

TOP